きみがぼくを見つけた日
| きみがぼくを見つけた日 上巻 著者:オードリー・ニッフェネガー |
| きみがぼくを見つけた日 下巻 著者:オードリー・ニッフェネガー |
ついに究極の小説を見つけました。
巧妙で、複雑で、全てが緻密に計算された、完璧なシナリオ。
しかしそれと同時に素晴らしい恋愛小説でした。ラストの60ページはひたすら涙、涙、涙。
クレアが6歳の時に、未来からやってきた36歳のヘンリーが現れる。その後、様々な年齢のヘンリーが度々クレアの前に姿を現します。時には36歳、時には41歳、時には29歳・・・。クレアが18歳になるまで、2人は152回もの出会いを重ねる。
そしてクレアは20歳。彼女は2年間ヘンリーを見かけていない。そしてある日、とうとう彼女は図書館で働くヘンリーを見つける。しかしヘンリーはその時28歳。そう、クレアの前に現れた36歳のタイムトラベラーの彼ではなかった。
以上がストーリーのさわりです。この内容を読んだだけでも頭が混乱してきます。
つねに時間軸を意識していないと、話についていけなくなる。昨日現れたヘンリーは、今日現れたヘンリーよりも10歳も年上。しかし今日、現れたヘンリーは、昨日ヘンリーが現れたことをまだ知らない。
混乱します。何度もページを読み返して年月日を確認。でもそれも決して嫌になる作業じゃないです。物語が面白すぎて、夢中で読み返してしまう。
私の生涯のベスト12位の中に、間違いなく入る小説となりました。
映画化が決まっています。ブラッド・ピットの製作会社が版権をゲットして、脚本も出来上がっている。
映画化・・・すごく嫌な予感。イメージをぶち壊すような作品にだけはならないうようにと、願ってます。
次に読むときは、紙とペンを片手に年号と出来事をメモしながら、ゆっくり時間をかけて読もうと思う。
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