« 2006年8月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月28日 (土)

きみがぼくを見つけた日

きみがぼくを見つけた日 上巻 Book きみがぼくを見つけた日 上巻

著者:オードリー・ニッフェネガー
販売元:ランダムハウス講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

きみがぼくを見つけた日 下巻 Book きみがぼくを見つけた日 下巻

著者:オードリー・ニッフェネガー
販売元:ランダムハウス講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ついに究極の小説を見つけました。

巧妙で、複雑で、全てが緻密に計算された、完璧なシナリオ。

しかしそれと同時に素晴らしい恋愛小説でした。ラストの60ページはひたすら涙、涙、涙。

 

クレアが6歳の時に、未来からやってきた36歳のヘンリーが現れる。その後、様々な年齢のヘンリーが度々クレアの前に姿を現します。時には36歳、時には41歳、時には29歳・・・。クレアが18歳になるまで、2人は152回もの出会いを重ねる。

そしてクレアは20歳。彼女は2年間ヘンリーを見かけていない。そしてある日、とうとう彼女は図書館で働くヘンリーを見つける。しかしヘンリーはその時28歳。そう、クレアの前に現れた36歳のタイムトラベラーの彼ではなかった。

 

以上がストーリーのさわりです。この内容を読んだだけでも頭が混乱してきます。

つねに時間軸を意識していないと、話についていけなくなる。昨日現れたヘンリーは、今日現れたヘンリーよりも10歳も年上。しかし今日、現れたヘンリーは、昨日ヘンリーが現れたことをまだ知らない。

混乱します。何度もページを読み返して年月日を確認。でもそれも決して嫌になる作業じゃないです。物語が面白すぎて、夢中で読み返してしまう。

私の生涯のベスト12位の中に、間違いなく入る小説となりました。

 

映画化が決まっています。ブラッド・ピットの製作会社が版権をゲットして、脚本も出来上がっている。

映画化・・・すごく嫌な予感。イメージをぶち壊すような作品にだけはならないうようにと、願ってます。

 

次に読むときは、紙とペンを片手に年号と出来事をメモしながら、ゆっくり時間をかけて読もうと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月21日 (土)

俳優は楽じゃない

Book 俳優は楽じゃない

著者:パーネル ホール
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

絶好調「お人好し探偵」スタンリー・ヘイスティングズのシリーズ第8弾。

今回はちょっと違う??

それもそのはず。舞台がマンハッタンじゃないのです。コネチカット州くんだり。

スタンリーは昔の演劇仲間に召集されて、コネチカット州で臨時の役者生活を始めます。喜んで駆けつけるスタンリー。でも2日で台詞を覚えなければならないわ、舞台監督は刺殺されるわで大忙し。

妻のアリスはちょっと顔をだすけど、マコーリフは電話での声の出演のみ。弁護士リチャードに至っては声も姿もなし。

カシオの腕時計も、おんぼろのトヨタも登場しない。

8作目にして新たな境地か?って思うけど、でもスタンリーはいつものスタンリーだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年8月 | トップページ | 2006年11月 »